暮らしに役立つ一言
干し野菜を作ってみよう
 
 
7月に入りすっかり日差しが強くなってきました。 夏になると楽しみなのが、美味しい夏野菜ですね。一年の中でも野菜がたくさん採れるこの時期、はじめの頃は家族も喜んで食べてくれますが、料理をし尽くしてだんだん食べ飽きたり、食べきれないくらい実ってしまうこともありますよね。
 
そんなとき、夏の日差しを利用した「干し野菜」に挑戦してみませんか?
今回は、この時期に手に入る野菜を「干し野菜」に加工する方法をご紹介します!
 
まず、「干し野菜」のメリットをご紹介しましょう。
 
(1)旨味が増す
野菜は乾燥して水分が抜けることで、旨味が凝縮されます。青臭さやクセも少なくなるので、皮や葉まで余すことなく美味しく食べることができます。旨味が凝縮された野菜からは、美味しい出汁を取ることだってできちゃいます。
(2)栄養価が高くなる
天日干しすることで野菜自体の栄養価(ビタミンD・ビタミンB群・カルシウム・鉄分・ナイアシンなど)が高くなると言われています。
(3)長期保存ができる
乾燥させることで、野菜自体の水分が抜けて腐りにくくなります。サイズも小さくなるので、保存に場所も取りません。必要な時に必要な分だけ取り出して使えるので、とっても便利!
 
 

◆ 基本の干し野菜の作り方

(1)野菜を洗って水気を抜き、用途や好みに合わせて切る。
(2)表面の水分をペーパータオルで拭き取り、ざるなどに重ならないように並べる。
(3)天気が良い日に風通しの良い場所で干す。好みの状態まで感想したら取り込む。
(4)そのまま調理に利用、または保存して活用する。
 
 
ドライトマト※写真はイメージです。
 

❖ トマト

【 下処理 】
へたを取って、皮付きのまま横半分に切り、種を取り除く。
【 干す時間、完成の目安 】
皮を下にして、半日〜2日程度干す。全体的にしわが寄り、くたっとなったら取り込む。
【 お勧め料理 】
サラダ、マリネ、スープ、揚げ物、炒め物、煮物など
ニンニクやハーブの風味を加えたオイルマリネは、バケットやサラダに。

マリネ※写真はイメージです。
 

❖ タマネギ

【 下処理 】
皮をむいて根を取り、串切りや輪切りなどにする。
【 干す時間、完成の目安 】
半日〜1日程度干す。表面にしわが寄り、全体的にしんなりしたら完成
【 お勧め料理 】
サラダ、マリネ、あえ物、炒め物、揚げ物、煮物など
甘味が増したタマネギと豚肉をごま油で炒めるだけ。調味料も少なめで味が整います。
 
野菜炒め※写真はイメージです。
 

❖ キノコ

【 下処理 】
シイタケは軸を取り、かさを下にして半日〜1日ほど干す。シメジは石づきを取り小房に分け、エリンギは縦切りにして半日程度干す。
【 干す時間、完成の目安 】
表面が乾いて、程よく縮んだら取り込む。
【 お勧め料理 】
だし、スープ、マリネ、炒め物、煮物など
キノコ、ホタテ缶、水を鍋で煮立たせ、みそを溶かせば、だしいらずの即席みそ汁に。
 
シイタケ味噌汁※写真はイメージです。
 

❖ キャベツ・ハクサイ

【 下処理 】
葉を1枚ずつ剥がすか根元を付けたくし切りにする。
【 干す時間、完成の目安 】
葉を広げて半日〜1日程度干す。葉がしんなりしてきたら取り込む。
【 お勧め料理 】
ソテー、グリル、煮込み(ロールキャベツ、ハクサイ)、あえ物、漬物など
葉でウィンナーを巻き、トマト入りコンソメスープで煮る。下ゆでせずに巻くことができます。
 
ロールキャベツ※写真はイメージです。
 
いかがでしたか?
2回目の今回は、この時期に手に入る野菜を「干し野菜」にする方法をご紹介しました。
今後も生活に役立つちょっとした情報を、ピックアップして配信していきますので、またエクステリアセンバのwebサイトに遊びに来てくださいね!
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